たんぱく質
たんぱく質(蛋白質、たんぱくしつ、タンパク質)とは、プロテイン (protein) ともいい、L-アミノ酸が多数連結(重合)してできた高分子化合物であり、生物の重要な構成成分のひとつである。
たんぱく質は、人間の体に不可欠な栄養素で、皮膚、骨、筋肉、毛髪、血液などの構成成分となるほか、酵素、ペプチドホルモン、神経伝達物質などもたんぱく質からつくられます。
たんぱく質を構成するアミノ酸
○中性アミノ酸
●脂肪族アミノ酸
・グリシン
・アラニン
・分枝アミノ酸
・バリン
・ロイシン
・イソロイシン
・ヒドロキシアミノ酸
・セリン
・スレオニン
・含硫アミノ酸
・システイン
・メチオニン
・酸アミドアミノ酸
・アスパラギン
・グルタミン
・イミノ酸
・プロリン
・芳香族アミノ酸
・フェニルアラニン
・チロシン
・トリプトファン
・酸性アミノ酸
・アスパラギン酸
・グルタミン酸
・塩基性アミノ酸
・リシン
・アルギニン
・ヒスチジン
たんぱく質の人間における機能例
・酵素:代謝などの化学反応を起こさせる触媒である。
・生体構造を形成するタンパク質:コラーゲン、ケラチンなど
・生体内の情報のやりとりに関与するタンパク質:タンパク質ホルモン、受容体や細胞内シグナル伝達に関わるものがある。酵素作用を持つものも多い。
・運動に関与するタンパク質:筋肉を構成するアクチン、ミオシンなど
・抗体:抗原に対し特異的に結合することで免疫に重要な役割を果たす。
・栄養の貯蔵・輸送に関与するタンパク質:卵、種子、乳(カゼイン)などに含まれそれ自体が栄養として用いられるものや、血液中で低分子の栄養分やホルモンを結合しているアルブミンなど。
たんぱく質は、約20種類のアミノ酸からつくられていますが、そのうち9種類は、人間の体内でつくることができないので、食品から摂取しなければなりません。これを「必須(不可欠)アミノ酸」と呼び、どれか1つが欠けても、骨や血液をつくるのに必要なたんぱく質をつくることができません。
タンパク質の栄養素としての価値は、それに含まれる必須アミノ酸の構成比率によって変わってくる。